ビジネス・キャリア試験
ビジネス・キャリア試験
・資格概要
年功序列が崩れ、日本の人事制度が、成果主義・能力主義に変わりつつあります。そのような中にあって、個人の能力を客観的に評価し、それを把握できるシステムの重要性が高まっています。しかし、個人の能力を客観的に評価、判定するのというのは、なかなか難しい面があります。そこで各職務分野において職務を遂行するうえで、必要とされる専門的知識・能力の習得度を評価するため、中央職業能力開発協会が各都道府県職業能力開発協会と連携して平成6年にスタートしたのが、ビジネス・キャリア試験です。
ビジネス・キャリア試験は、営業、経理、人事、開発、マーケティング等、幅広いホワイトカラーを対象とし、企業にとっては社員の能力評価ツールとして活用されており、また、各個人にとっては、保有能力のアピール材料となり、キャリア・アップを支援することになります。ビジネス・キャリア試験は、年間約3万人の方が受験しています。
なお、ビジネス・キャリア試験は、厚生労働大臣認定講座修了者等を対象とした「教育訓練の成果確認試験」として活躍してきましたが、平成19年度から「公的資格」(能力評価試験)として、ビジネス・キャリア検定試験に全面的にリニューアルしました。ビジネス・キャリア検定試験には、ビジネス、キャリア制度修了認定試験と、ビジネス・キャリア制度のユニットを職務の視点から再構成し、必要とされる能力要件を加味して開発したホワイトカラー職務能力評価試験があります。
・受験資格
【ビジネス、キャリア制度修了認定試験】
①ビジネス・キャリア制度に基づく厚生労働大臣認定講座の受講修了者
②希望ユニットに関し、一定年数(初級は3年、中級は5年)以上の実務経験者
【ホワイトカラー職務能力評価試験】
特に制限はなし(ただし、7~10年の実務経験者を対象としている)
・試験内容
【ビジネス、キャリア制度修了認定試験】
10分野、163ユニット
①人事・労務・能力開発分野
②経理・財務分野
③営業・マーケティング分野
④生産管理分野
⑤法務・総務分野
⑥広報・広告分野
⑦物流管理分野
⑧情報・事務管理分野
⑨経営企画分野
⑩国際業務分野
【ホワイトカラー職務能力評価試験】
10部門、企画力・応用力を問う総合問題
①人事部門
②労務部門
③経理部門
④財務管理部門
⑤営業マネジメント部門
⑥マーケティング・マネジメント部門
⑦生産管理オペレーション部門
⑧生産管理プランニング部門
⑨企業法務部門
⑩情報化推進部門
・申し込み期間
前期 7月下旬~8月上旬
後期 1月中旬~下旬
・試験日
前期 10月上旬
後期 3月上旬
・試験地
全国47都道府県
・受験料
ビジネス、キャリア制度修了認定試験・・・1ユニットにつき2,000円
ホワイトカラー職務能力評価試験・・・1部門につき5,000円